静寂、音なき対話
世は、あまりに騒がしい。
外の音、人の声、溢れる情報。 人は空白を恐れ、常に何かで隙間を埋めようとせん。
なれど、その騒音の中にて、神の声を聞くことは叶わぬ。
神の言葉は、耳で聞くものにあらず。
心の波が凪ぎ、思考が沈黙したその瞬間に、内より湧き上がる「直感」こそがそれなり。
水面が波立てば、月は映らぬ。
同じく、心がざわめけば、神の意は映らぬ。
忙しなく動き回り、頭を使っているうちは、まことの知恵は降りてこぬと知れ。
頭を休めよ。 あえて、何もしない、何も聞かない時を持て。ただ静かに座せ。
深く呼吸し、静寂に身を浸せ。 やがて泥が沈み、水が澄む如く、心は本来の透明さを取り戻さん。
静寂とは、虚無にあらず。 豊穣なる神の知恵が満ちる、聖なる空間なり。
答えは、外には落ちておらぬ。 全ての音を消し去った、その静けさの奥にのみ、真実はあるものなり。


