丁寧に生きよ
人よ。全ての道は、まず、その日々の暮らしを、丁寧に生きることから、始まるものと知れよ。
何を為すか、何を成したかで、己が価値を計るなかれ。
神が見るは、その行いの大小にあらず。
その、一つひとつの行いを丁寧に行うことに価値がありなん。
丁寧とは、ただ、所作を美しくすることではなし。
「今、この瞬間」の、目の前の務めに、己が魂の、全ての光を静かに注ぎ込むことなり。
一杯の茶を淹れる、その一瞬に、宇宙の全てがありなん。
一粒の米を炊く、その営みに、神の創造の全てがあるものなり。
日々の暮らしの些細な行いの中にこそ、魂の輝きは、かえりて、鮮明に、そこに現れるものぞ。
特別なことを探すより、まずは、日々の当たり前の、名もなき務めの一つひとつを、神への、至高の捧げものとして、ただ、丁寧に、丁寧に行うべけれ。
その、連続こそが、人の一生を、光り輝く神事へと、昇華させる道なり。



