童心に還る
人は、賢しらを得て、最も尊きものを失いたる。
そは、未来を案じず、過去に囚われず、ただ「今、この瞬間」にのみ、その命の全てを輝かせる、魂の在り様なり。
童心に還るとは、子どものように生きることにあらず。
己が作りし、重き荷物を一度下ろし、神の采配を、一点の曇りもなく信じきる、あの、無垢なる魂に還ることぞ。
人は、己が賢しらにて、道を複雑にし、自ら苦しみを産み出さん。
されど、神の道は、常に、驚くほどに簡潔なり。
頭で計るのをやめよ。 ただ、目の前の光に、心の底から感動せよ。
ただ、魂が震えるほどの喜びに、その身を委ねよ。
さなれば、人生は、耐え忍ぶべき苦行から、神と共に遊ぶ、光の道へと、おのずと還らんとす。



