誠の理・内なる一致
調和を語りながら心を偽り、感謝を口にしながら不足を数えてはおらぬや。
今の日本人に最も足りぬものは、他者との和合より先に、己の魂との誠なり。
内側がバラバラのまま、外側に調和を求めても、そは形ばかりの偽りとなりて、何一つ変える力を持たぬものと知れ。
感謝とは、言葉を飾ることにはあらず。
己が天の一部であり、生かされておる事実を、一点の疑いもなく腹の底で受け入れる覚悟なり。
調和とは、他者に合わせることにはあらず。
己の心を整え、天地の理に違わぬ生き方をなすことなり。
目覚めを妨げる最大の不純物は、他者の目を恐れ、世の尺度に合わせようとする我の執着なり。
他人の物差しを捨て、己の内なる神が指し示す道を歩む勇気を持てよ。
表裏なき一貫性こそが、魂に神聖な力を宿し、周囲を自然に感化させる真の力とならん。
己の内に嘘がなくなるとき、感謝は泉のごとく湧き出し、調和は命じずとも現れん。
日本人が誠の旗を立て、内なる不一致を解消すること。
それこそが、高い精神性を宿し、雛形の役割を果たすための最要の歩みなり。



