医療の進化
人の病その大元は心の病がはじめなり。
五臓六腑患うは、悲しみ、苦しみ、嫉妬、怒り、恨み、さなる感情は、強ければ強きほど、重き病となりにけり。
現代の医学は、進歩したるようにみえるれど、大元の原因には視点をまったくあてず、膿を出すになく、ただ蓋をするのみ。
現代の薬は、副作用も強く更に、別の病をひき起こすものもあり。
時に手術は必要なれど、病を治すは薬にあらず。
己の自己治癒力が働き、己自身が治すものなり。
間違えれば薬は毒ともなると心得るべけれ。
神はこの世に薬となるいろいろな薬草を人間のために用意されたり。
道端の花、雑草や、木々のなかにも薬はあり。
なれど、現代人は目もくれず。
大元から原因を見つけ治癒へ導くが真の医者のありかたなり。
そうして人の命を救うなれば、この世で一番の徳となりにけり。
病には、全て原因があります。
もっと言えば、全てが原因結果の法則で成り立っているこの宇宙は、事故であれ、災害であれ、事件であれ大元の原因があるのです。
事故も偶然起こるわけではありません。もちろん事故を起こそうと思って起こすわけはありませんが、自分の思考回路の中に、事故を引き寄せる何かがあります。
病気になったら、なぜそのような病気になったのか探り、その病気になる思考や生活の在り方を変えなければ本当の意味で治りません。
ここに取り組むのが本来の医療の在り方であり、薬はその補助でしかありません。
基本的には日ごろの食生活と、言動によって心と体は創られていますので薬で蓋をするだけでは意味がありません。
もちろん現代医療に救われている命がたくさんあることも事実ですし、医療に関わる方々の日々の努力には頭が下がる思いで、とてもありがたいことです。
これからはさらに、現代医療の素晴らしさと、古代の知恵を融合し本当の意味での医療へと進化して欲しいというのが神様の願いです。