生かされし命と感謝
人は己の力のみで生きることはできぬ。
人は天地の恵み、見えざる働き、そして数多の命に常に助けられ、守られながら生かされしものなり。
息をすること、心臓を動かすことすら、己の力のみにては果たされぬ。
空気も、水も、日々の糧も、他者の働きも、すべては天からの贈り物なり。
生かされしことへの感謝を忘れ、すべてを当たり前と勘違いすることこそ、現代の深き病なり。
今一度、思い出すがよし。
己という存在は、決して切り離された孤立の命にはあらず。
己自身が、この大いなる宇宙の尊き一部分。 そして、己の隣にいる者も、目の前を通り過ぎる命も皆、同じくこの宇宙の一部分なり。
すべては大いなる一つの命が様々に姿を変え、この星で響き合っておるに過ぎぬ。
隣の者を傷つけることは、己自身と宇宙を傷つけることなり。
隣の者を尊ぶことは、己自身と宇宙を尊ぶことなり。
己が宇宙の一部であり、無数の支えによって生かされしことを腹の底より悟りし時、我という力みは抜け落ち、そこにはただ尽きせぬ感謝が湧き上がらん。
真の感謝の心を宿してこそ、この世の調和が果たさるるものなり。




