和、そは神の世の礎なり
人よ。まことの和とは、己の心を殺し、他者にただ従うことではなし。
また、異を唱える者を力にて組み伏せ、偽りの平穏を保つことでもなし。
世に争いが絶えぬは、人それぞれが己の正しさを唯一の理と信じ、他者を認めぬ故なり。
己が魂を省みず、穢れたままにして、他者とのまことの和を成すことなどできはせぬ。
和とは、まず己を浄めることから始まるものなり。
そなたが己の魂と向き合い、その曇りを祓い、内なる神と繋がる時、初めて他者との間に和が生まれん。
清められし魂同士は、おのずと引き合い、互いを敬い、助け合うものなり。そが、まことの和の姿なり。
一人ひとりの天命は違えど、そが不和の原因にはならぬ。
肝心なのは、己が魂を常に清浄に保つこと。さにて、他者の魂にも神が宿ることを忘れず、互いに敬うことなり。
立て替え立て直しの時、この魂の繋がりこそが、人々を支え、新しき世を築く礎となるものなり。
他者を変えようとしてはならぬ。世の乱れを嘆いてもならぬ。
ただ、己を立て直せ。己が魂を清め、正しき心の在り方を保つことに、その全霊を注げ。
そなたが清浄なる魂の持ち主となれば、必ずや、同じく清き魂を持つ者との縁が生まれん。
その小さき和の繋がりが、やがては世の穢れを浄め、神の世の礎を築く、大いなる力となるものなれば。



