不満とは“世の毒”?神示に学ぶ、天の視点に立つ方法
「なぜ、政治は、こうなのだろう」 「どうして、会社は、分かってくれないのか」 「あの人の、あの言い方が、どうしても許せない」
私たちの心の中は、日々、尽きることのない、大小様々な「不満」で、溢れかえってはいないでしょうか。
そして、その不満を口にすることが、まるで、当たり前の権利であるかのように、私たちは、その、ネガティブなエネルギーを、世の中に撒き散らしてしまっています。
しかし、もし、その、あなたが日々感じている、ささやかな不満の一つひとつが、実は、この世界全体を、混沌と、不和へと導く、強力な「毒」だとしたら。
あなたの「不満」との向き合い方は、今日から、全く違うものになるかもしれません。
「不満」の正体は、魂を蝕む“毒”である
まず、神示は、私たちが、軽く考えてしまいがちな「不満」という感情の正体について、こう、はっきりと示しています。
己が日々感ずる不満の一つ一つがこの世の毒と気づけよ。
不満とは、単なる、個人のネガティブな感情ではありません。 それは、目には見えない、悪しき波動(邪気)を放ち、人と人との間に、不和と、争いの種を蒔き、そして、この世界全体の、調和を乱す、霊的な「毒」なのです。
そして、神示は、この立て替え立て直し「人の不満が消え去るまで終わらぬ」とまで、厳しく言い切ります。
世界の浄化と、平和の実現は、私たち一人ひとりが、この、内なる毒を、浄化することと、完全、連動しているのです。
なぜ、私たちは「不満」を感じてしまうのか
では、なぜ、私たちの心には、これほどまでに、不満の毒が湧き上がってくるのでしょうか。
神示は、その原因が、出来事そのものにあるのではなく、それを見ている、私たち自身の「視点」の低さにあると、教えています。
そは物事が不満に見える視点低き場所に己自身が存在するがゆえなり。
それは、まるで、地面に這いつくばって、世の中を見ているようなものです。
その、あまりに低く視野の狭い、地の視座では、世界はとても狭く、小さいものに見えてしまいます。
そんな世界観にいれば、些細な障害物で視界を塞がれ、不満も抱えやすくなるのも当然です。
「天の視座」へと、意識を引き上げる
神示が、私たちに求めるのは、この、地の視座から、「天の視座」へと、意識のレベルを、引き上げることです。 では、どうすれば、その、高く、広く、そして、調和に満ちた視点を、得ることができるのでしょうか。
まず「変わる」と、決めること
神示は「まずは変わると決め、不満の一つ一つを手放す努力をするがよからん」と説きます。
全ての始まりは、「もう、不満の毒を、撒き散らす生き方は、やめる」という、己の魂への、固い決意です。
不満を感じた時、それを、すぐに口に出すのではなく、一度、心の中で、「ああ、また、私は低い視点から、世界を見ているな。この毒を手放そう」と、意識的に努力を始めるのです。
「感謝」という、解毒剤を、見つけ出すこと
そして、不満という毒を、中和するための、最も強力な「解毒剤」。 それが「感謝」です。
足るを知り、今この一瞬も無事で生かされしことに素直に感謝あれば、不満も湧かぬというもの。
どんなに、不満に見える状況の中にも、必ず、感謝すべき、光の一点は隠されています。
「仕事がある、有り難さ」「帰る家がある、有り難さ」「今日も、息をしている、有り難さ」。
その、当たり前の中に隠された、恵みの光を、意識的に探し出す努力を続けること。
その、感謝の視点こそが、あなたの魂を、地の視座から、天の視座へと、引き上げてくれます。
神示は、こう結ばれています。
世界の浄化、世界の平和は、己の不満の浄化と共に実現へと近づかんとす。
世界平和とは、どこか遠くの、偉大な誰かが、成し遂げるものではありません。
それは、今、この瞬間、あなたが、心の中に湧き上がった、たった一つの不満を、感謝の光で、静かに浄化すること。
その、名もなき、しかし、何よりも尊い一人ひとりの実践から、始まるのです。


