膿み出し生み出す
人は己は不幸なりと嘆くなれど、そもそも不幸は己自身が生み出すものと悟れよ。
修行のための苦労は不幸にあらず。己を高めるありがたきものなり。
人にはそれぞれに宿命ありなん。その中にて己を磨きて運は自ら開くものなり。
生あらば必ず死あり。そは人のみならず全ての生命体、地球、文化とて同様なり。
今立て替え立て直しのこの時、これまでの物質文明は死を迎えんとす。
これまで人が自ら生み出したる不幸全てを一掃し、新しき時を迎えるみそぎの時ならん。
宇宙運行は常に陰と陽の2つのエネルギーによって流れており、言わば人の持つ感情も、この宇宙の動力源であると言えます。
人生、必ず嫌な事があったり、不幸と感じるような事が訪れるものですが、それを陰のエネルギーとするならば、そのエネルギーを感じる事で、陽のエネルギーが生まれます。
この陰陽のバランスが常に安定していることを、中庸であると言いますが、中々そうはなりません。
人の持つ波動は、神様のような存在から見れば、とても荒い波長であって、揺さぶりが大きいです。
揺さぶりが大きいほど、バランスを保ちにくいのです。
ですから、神様は人に魂を磨き生きなさい。と繰り返しメッセージをくださっています。
人には、本来高い霊性によって、どんな時でも負を正に転じさせる力が宿っています。
辛い事、挫ける事があっても、そこから喜びを見出し、また立ち上がる事ができるのが人間です。
今は立て替え立て直しの作用で、過去の膿出しをして、新たな自分自身を生み出すよう促されています。
地球全体で課題が噴出するので、ここで負に傾いたままでは、浄化の波に乗りきることができません。
苦労や不幸のような現象も、膿を出しの作用であり、厄落としのようなものと受け止め、自分自身の意志で、負を正にひっくり返し、新たな自分へと生まれ変わりを果たしてください。