真の信仰
目に見えるもの、形あるもの、科学にて証明さるるもののみ認める者多かりし。
なれば心とは何ぞや。感情とは何ぞや。
喜怒哀楽、全ての人間の感情は形もなくば物質にもあらず。
なれどその感情は確実に波動となりて伝わらん。
死すれば灰となりて無となると考えぬれば、道徳は育たず我欲を増長させるばかり。
信仰心ありとて、自らの信ずる神のみ正しきと考える心はかえりて魂穢す元なり。真の信仰にあらず。
さなれば傲慢、自分勝手となり、人と人とが争い世界は混乱しいずれ破綻す。
肉体は死しても魂は死なず。
傲慢に生き、人と争い、魂穢したれば帰幽後には厳しき修行が待ち受けん。
死後の世界が存在することを意識し、真の信仰心を身につければ、人は人を傷つけられぬものなり。
2009.9.8
天地人
宇宙全ての万物事象に陰陽ありなん。
天地・男女・上下・左右・明暗・光影 いかなるものも陰陽五気に定められ、宇宙の法則、神のお仕組みに沿いて滞りなくめぐりてまわるものなり。
天は一、地は二、人は三なり。そこには順序ありなん。全ては一から始まり一に帰す。
宇宙の法則に合わざるものすべからず淘汰さるる事。そは自然の摂理なり。
自然の摂理を著しく乱し、地球 他の生命体の危機までもたらし、人間は神の仕組みの循環より遠ざからんとす。
天地を汚しめるは自ら首をしめる事となりにけり。
人は今、宇宙・国家・社会・家庭の天地人、すなわち一、二、三(ひふみ)の循環正し、本来の姿に戻らねばならぬなり。
2009.9.13