迷える魂
今、孤独に陥る人間多き。
人の命疎かにし、もてあそぶ者、己の事のみ考えし。
文明発達には精神成長が伴わねばならぬ。
精神追いつかぬまま、テレビ、ゲーム、携帯電話、インターネットなど便利な物、楽しき物に浸かり込む生活をするなれば人との交流もできぬなり。
便利な物は役立てればよけれ。なれど、必要以上に使えば毒ともなりしこと肝に銘ぜよ。
飽食の時代に育ち、手に入らぬ物も特になかれば、親への感謝も育たぬ。さなる環境に育つこと、哀れなり。
忍耐もなく思い通りにならずこと我慢できず、社会に出れば不平不満ばかりなり。
人に迷惑掛けしは先祖にすまぬ。親にすまぬ。さなる心失いて歯止めも利かぬなり。
これより先様々なる事象起こるなれば、ますます忍耐できず人の命軽んずる者増ゆるなり。
全ては原因結果の法則あり。
原因ありて結果の立て替え立て直しなり。
迷える魂救うは、良き言霊なり。
気付きある人の良き言霊の祈りにて、少しでも波動良きに整え、迷える者、子らの魂を救うべし。
迷える魂、世情荒ぶる時、歯止め効かず凶暴化して牙を剥くやもしれぬ。
なれど一人でも多く迷える魂に手を差し伸べ神へと導く努力をなせよ。
今の世、さなる悲しき魂持つ者、子らを生みだしやすきなれば、神に導き気付きを与えるが、心ある大人の役割なり。
2008.6.20
隙魔
人に邪の心芽生えし時なり。
内に秘めたる悪、傲慢、勝手なる心にとらわれやすき時ならん。
波動ますます悪しきとなるなれば、火にて風にて水にてこの世は浄化されん。
神は人の心の悪、弱さ、もろさ、充分承知さるる。
人皆己の中に善の顔、悪の顔持つなり。
己の中の悪を感じてもこの位の事は誰でも為したると考える心の隙に魔はつけこむものなり。
己の中の悪を感じし時、まず神を思い起こせよ。
神は全てを見ておわす。そを忘るるなかれ。さなれば魔を引き寄せる事も無き。
この年清く生きしこと、人に強く望まるるなり。
人の魂はそもそも正しく生きることを望むものなり。
常に反省怠らず、己の言動振り返り、油断せず生きるべし。
この世の立て替え立て直しの現象軽くし、この世清らかに正すは本来容易きことならん。
一人一人が今の世の荒ぶる現状認め、意識を改革するなれば、この世は元に戻るなり。
さなる意識の改革、どれだけ為し得るかにて未来は決す。
2008.6.21