天に委ねる
人は今真に天に委ねることの意味を知らねばならぬ。
そは、己が放ちたる意志に対する、結果への執着を一切手放すことなり。
自らの力で現実を思い通りに動かさんとするが、そは、執着と紙一重なり。
不安と不信による我の力みは、大いなる流れを濁らせ、滞らせる枷とならん。
天に委ねる者となるために、なすべきは極めて明快なり。
内に湧き上がる純粋な衝動に従い、与えられた場所で能動的に最善を尽くすこと。
さにて動き終えたならば、それがいつ、どのような形を成すかという一切の差配を、大いなる源へと完全に明け渡すがよからん。
結果を思い煩う我を捨て、今この瞬間の満ち足りた波長に戻ること。
最善を尽くして動き、あとは天の時にすべてを任せきること。
この純粋なる委ねの歩みを幾度も重ねゆくうちに、己の意志は濁りを失い、大いなる天の意志へと近づいてゆくものなり。
やがて己の意志と天の意志が完全に同調し、一つに結ばれし時、人知を超えた最も美しき現実が立ち上がり、新しき世界が完成するものなり。




