食は命なり、神の恵みを知る道
食は命の根源なり。人の体のみならず、その性格も運勢をも司るものにして、神より与えられし大いなる恵みなり 。
されど現代、人はその有り難さを忘れ、食を巡るは乱れに満ちたり。
立て替え立て直しの今、人は食との関わりを深く省み、本来あるべき姿へと正さねばならぬ。
神はその国々の風土に合わせ、人の心身を健やかに養う食物を与えられん 。
自然の恵み、そは全て人を生かすための神仕組みの一部なり。
ことに日の本の民にとりて米は魂の糧にして、神代の神々の意図宿るものなり。
食を頂くは、神の愛と、捧げられし命への感謝なくしては成り立たぬ、尊き行いと知るべし 。
なれど、人の我欲は飽くことなく、飽食は常となり、大量の食が無駄に捨てらる 。
効率のみを求めたる大量生産は、食物本来の生命力を奪い、毒にさえまみれさせ 、人の心身を蝕む 。
土地の理、季節の巡りを無視し、自然界には存在せぬ食べ物すら生み出さんとす。さなる神の領域をも侵す行為は、傲慢にして、宇宙の調和を乱すものなり 。
さなる幻の経済は、いずれ食料危機をも招かん 。
食を正す道は、価値観の大転換にあり。
飽食を改め、足るを知らねばならぬ。
土地の恵み、旬の味を尊び、できうる限り自然な食の在り方に戻れ 。
食材に感謝し、よく噛み砕きいただけば、そこに神氣宿りて、心も体も健やかなり。
火を用い調理せば、なお良し 。そは火水(かみ)にて己を浄化し、自然と神との繋がりを取り戻すための、聖なる儀式なり。
食を正すは、己の浄化、そして立て替え立て直しの大切なる一部なり。
神の恵みとしての食に深く感謝し、命を敬い、足るを知りて頂くべし。
魂を養い、健やかなる心身と、調和に向かう新しき世への力となる食を目指せよ。