人にはそれぞれに個性ありて、美点もあれば欠点もあるもの。
そは、それぞれの魂が放つ氣の違いなり。優劣になし。
なれど、人は他者の美点を見て、羨み、時に嫉妬せん。
そは邪気となりて、己の美点を覆い隠さん。
人が為すべきは己の浄化と成長を目指すことなり。
己の得意なること、己にできることにて、人を助けよ。
さにて、己の欠けは、人の助けを得て埋めればよからん。
そが、人同士の氣の循環を生みて、新たなる世界を創る力とならん。
己には美点などなし。と思うなかれ。卑下はいらぬ。
人への感謝と優しさあらば、それでよからん。
よき循環の中にあらば、いずれ己の中の本質目ざめ、未だ知らぬ己の美点もあらわるる。
人は皆、それぞれに美を宿すものなり。
この立て替え立て直しににて、岩戸開きて、皆々の美を表に出さねばならぬ。
そを目指し、己の浄化に努めるべけれ。