月と呼吸を合わせる
かつて日本の民は人と宇宙が共にあるとよく悟りて、自然と調和し、神を敬い、神の意に乗りなん。
大和とは大きな和をもちたる民族なり、大和の国には独特なる伝統あり。
神と共にあることを示す伝統なり。
厳かなる伝統は大和の国の宝なり。
人は太陽にも月にも宇宙のあらゆる星にも様々なる影響受け生きたるものなり。
全ては神の仕組みなり。特に月の満ち欠けは生命の誕生・終焉に大きく影響す。
なれば月の運行を感じ取り生きるが自然に無理なく生きる事となりにけり。
速さを追求する現代人は自然のゆったりとした流れに合わず。
せかせかと余裕なくば人を思いやる心も次第に薄れゆくなり。
自然の流れから離るれば、調和乱れ心身に負担掛かるばかり。
さなれば日本の伝統や神を感じる心遠のきて大和の国の大きな和を失われん。
速さを求める時代は終りへと近づきぬる。
改革のその後はゆったりとしたる月の運行に人の生活も戻りゆくなり。
立て替え立て直しの時代において、進化は加速しなければなりませんが、一方で生き方のリズムそのものは、月の運行のゆったりとした波長に合わせていくようになっていきます。
それによって自然との調和、共生が為されていくわけです。
それには、まず自分自身の呼吸に目を向けてみる必要があります。
現代人の多くは、仕事やスマホ操作の姿勢の影響もあって、胸周りが固く、呼吸が浅くなっています。
呼吸が浅くなると、リズムが自然のリズムと合わなくなり、体内の氣の循環も悪くなってしまいます。
ですから、一日の内に少しの時間だけでも、ゆっくり深く呼吸を整える時間を作ると良いでしょう。
実際に月を眺め、月の波動を感じながら深呼吸をするのもお勧めです。
呼吸が変わると確実に氣が変わり、人生も変わります。
少しずつ取り組んでみてください。