季節外れの桜
先日、木花咲耶姫様を祀る宮崎県西都市の都萬神社へお参りに行つた後、西都原古墳群へいきました。
西都原古墳群の景色はいつ見ても美しく、特に春は桜と一面の菜の花で楽しませてくれます。

今はコスモスがピンクの絨毯のように咲き、本当に美しく、この場所を訪れると背景の山々と、花や威厳のある古墳の数々を見て、かつての人々はここでどのような生活をおくられていたのか・・。どんな服を着て歩いていたのかな・・。などと、想像をかき立てられます。
ただ、この時期に桜も咲いていたことが気になりました。
一本や二本のレベルではなく。たくさんの桜の木に、桜が咲いていたのです。

桜は本当に美しく、春に桜が満開になるのを待ち、心躍らせます。神秘的でもあり、儚げな風情もある、その美しさに、人々は魅了されます。
桜、サ、ク、ラ
サは神様、クラは宿る場所です。
神宿る花なのです。
季節外れの時期に、桜が狂い咲きすることはよくあることです。
特に宮崎は暖かい地域ですので。
しかし、以前下ろされた、桜に関する神示のことを思い出しました。
桜が季節外れに咲くときは注意せよ。
この先、桜が咲けぬ世の中になるかもしれない。
というような、内容です。
神様は異常気象の事やこの世の危機に警鐘を鳴らし続けてこられました。
日本は四季のある国です。花々や野菜も果物も、命あるものすべてが、季節を感知し、より良く生きていけるように、そしてその恵みが、人間にもたらされるように仕組まれています。
桜が狂い咲きするのは、今、何かがおかしいという、お知らせなのだろうと思います。
今年は異常気象に苦しめられました。
来年も残念ながら、異常気象による災害には十分に注意が必要です。
世界的な物価上昇と、異常気象による災害が重なれば、食糧難も現実的にあり得る状態になってきています。
災害に対する備えと、備蓄も含めて準備を整えるようになさってください。
日本には四季があり、季節折々の風景、旬の食材によって、日本人の心身は育まれていきます
それが乱れてしまうということは、日本人の在り方、魂の状態に問題があるということだと私は思います。
早く正しい循環に戻っていきますように願うばかりです。
桜が咲けなくなってしまうような事になれば、木花咲耶姫様や神々様もさぞ嘆かれることでしょう。
咲いてしまった花がある一方で、来年の春に向けて小さな蕾もたくさんついていました。
この蕾が来年の春に満開となり、世界が正しい循環を保つことができる希望の桜となりますように。