同じ過ち
世界は今危機の時にあり。日本は世界の中心にある民族なれど、その自覚無く危機感薄き者が大半なり。
日本人はよき意味にて、曖昧なる民族性、順序重んじる民族性なり。
大事起こらば親切心、同情心、反省心も充分あるれども、喉元過ぎらぱ忘れるも早く、どの民族よりも教訓を生かせぬこととなりにけり。
世界に起こることは、日本にも起こる。
この先は、もう対岸の火事にては通らぬ。
日本は神の守り強きて、守られておるを悟るべし。
そは日本人の心の奥に残れる神聖が目覚めるを信じられるがゆえならん。
神聖目覚めさせ、冷静に世界と日本の今の状況を見つめるべけれ。
日本国は神の存在に開国のその時より強く守られたり。
常に緊張状態にある国の民と危機感異なるは当たり前といわば当たり前なれど、今や、神に守られし国ということも忘れ、感謝もなし、喉元過ぎらば熱さ忘れるの呑気なる姿勢にてはこの先わが身を守れぬ。
過去にとらわれず生きるは大事なれど、忘れてはならぬことまで忘れては、教訓生かせず、かつ同じ過ちを繰り返すこととなろうぞ。