世界の摩擦を消す
善と悪、正しさと間違い。 万物はただそこにあるのみで、元より何の色もついてはおらぬ。
それを二つに切り分けるのは、己の都合や恐れが生み出した幻に過ぎぬと悟れよ。
人は、己の正しさを証明しようと誰かを悪と定め、争いを繰り返してきた。
なれど、自らの尺度で世界を裁くことは、己の氣を乱し、ただ重く疲れさせる行為ならん。
己の世界に敵を作り出しているのは、他でもないその裁く心なり。
己が正しいと主張し、他者を間違いだと責め立てる必要もなし。
すべての事象も人も、良い悪いではなく、ただその時、そのように存在しているのみなり。
善悪で切り分ける思考から抜け出し、ただそうであると静かに観るがよからん。
裁くことを手放せば、世界から一切の摩擦も敵も消え去るものなり。
正邪の争いを降り、すべてをあるがままに認めること。
人類が一切の裁きを手放した時、真の平和が訪れん。



