補い合う和
人は皆平等なり。
人間が修行し、努力し、補い合い助け合うため、いかなる者にも欠け与えられり。
なれば己に欠けありたりとて悲しむなかれ。苦しむなかれ。
己の欠け素直に認め、少しにてもその欠け埋めるべく向上せんと修行為すべし。
人の欠けには手を貸し、己の欠けは手を借りることも大切なり。さなれば良き循環生まれ、和が生まるるなり。
己の欠けに気付くことは向上の第一歩。気付かず、認めず、我を張り生きるも、嘆き悲しむばかりでもならず。
己の欠け認めて、己の全てを慈しみ大切にする心を持ち、さなる心を人への慈愛の心へと成長させることが肝心なり。
ゆめゆめ己自身にて己を貶めるなかれ。
欠けを補い合う和が生まれたれば、宇宙の良き気との共鳴生まれ、ミロクの世へと導かれゆかん。
人はムラ、コミュニティの中で生きるものです。
そもそも助け合い生きていくように作られています。
完璧な人間というのはいないもので、誰にでも欠点があります。
誰でも欠点があるからこそ、皆で補い合うことで物事を成し遂げていく仕組みになっています。
それが『平和』と呼ばれるものです。
この循環がうまく行けば行くほど、世界は平和になっていくのです。
今の世の中はどうでしょうか。
自分自身の心は本当に平和な世界を創ろうとしているでしょうか。
皆がその世界を望めば、必ず形になります。
私達人間には、神様と同じ創造の力が与えられているからです。
まずは自分自身の欠けに目を向けてみましょう。
それは誰かに必ずフォローされているはずです。
人からの助けは素直に感謝し受け取りましょう。
そして、自分もまた人の欠けを補うことができるよう行動しましょう。
その繰り返しでしか、真の世界平和は訪れないのです。