己を知り魂の位を高める
魂の位をあけるためには、まず己の欠点を知ることならん。
人は己のことをわかっているようで、実はわかっておらぬ。
それゆえ問題起こらば、己の欠点は棚上げとなりやすし。
ある意味自己防衛なり。
人からも、親からも悪く言われたくない、人間は自分を守らんとす。
ゆえに神は、試練や苦労にて、警告を与えられん。
病気、事故、金銭の苦労、仕事の試練、警告は人それぞれ異なるれど、警告は神の愛ならん
人は皆欠けありと悟るべし。
家庭、人との関係うまくいかぬは、なんぞや。
そは、神の警告から悟るべけれ。
さらに己自身の日々の反省からも気づきありなん。
一番悪いのは、気づきても正せぬことなり。
そは悪くせば、新しき現世のカルマともなり、己を苦しめるのみになく子孫へと繋がりゆくを忘るるなかれ。
良いところの無い人もいないように、欠点を持たない人もありません。
しかし時に長所は短所になり、短所は長所になることも知っておかなくてはなりません。
人と和合するのは、一番大切なことです。
特に家族の場合、和合できないのは、身内ゆえだからてす。
身内が本来最終的には自分のことを心配し、守ってくれることに、気づけないから、同じ言葉でも相手が身内だと、余計認めたくないのです。
同じカルマをもち一緒に修行していく家族の中で、子殺し、親殺しなどが起こるのはとても悲しいことです。
夫婦は同じ血ではありませんがそれゆえ身内より更に厳しくなり、それを超えて、本物の夫婦になります。
家族を大切にすること、それができなければ、誰ともうまく行きません。
表面うまくいってもあくまで表面だけです。
家族が上手くいって、次にやっと、利他愛が生まれるのです。
今は神様は人間と一緒に大掃除をされる事をあきらめられ、神様だけで行われようとされています。それは想像できなきほど厳しいものになるでしょう。
しかし利他愛を持つ人が増えて神様に委ねる人が増えたなら、神様は人間と共に立て替え立て直しを進めてくださるのでしょう。