絆が途切れた日本
この日の本日本は、神と共に歩んだ国なり。
クニトコタチが建国されたるこの日本国【トコヨクニ】の建国理念において、国を治めるアマカミの意志にて、天からの天然自然の恵みを与えられん。
そしてこの国は、武力建国にあらず。
民が豊かな生活をできるように、より良い文化を作るため、民がアマカミを尊敬し敬い、アマカミは民を思い民を守り、人々が他者を思いやり生きることが、日本国のはじめの建国理念にあり。
現代にては、アマカミの子孫となられる天皇家も、今では本来の役割をはたせず。
現代にては人々は段々と個人主義となりにけり。
核家族が増え、一見気楽にできるように思えるなれど、日本の長く続いた家族制度を壊し、家族の絆も、親子の絆も弱めることとなりにけり。
家族制度は、地方の力を強めひいては、国の力を強めん。
なれど核家族多き現代にては、親の力も弱まり母性、父性を失う親も多かりなん。
さなれば日本人の秘めたる底力も失われん。
老人問題も浮上し、孤独死の老人増えゆくなり。
人間として生まれ、子を育て、待っている末路が孤独死とは、なんとも悲しきかな。
子孫も途絶えゆく現代にては、孤独死はますます増えんとす。
この国は何かを間違える。
日の本日本は神と共に歩んだ国、神の望まれる国に戻り、世界の中庸の国として、役割を果たすことが日本人の役割なり。
日本国のはじめトコヨクニからヤマトの国となりました。
クニトコタチ様と、その子供にあたる方が日本を治めた時代は、食べることがとても重要でした。
クニトコタチ様は食、住に力を入れられ、食の調理法、家の作り方などを指導して回られたのです。
その頃は法律などはありませんでしたが、人々は自然に採れたものは、今で言えば税金として、アマカミに納めていました。
食べることが大変な時代、人々は協力しあえます。
しかし、飽食の時代になる程に人々は我が強くなり、神様から離れていくばかりか、人の間が希薄になるのは皮肉なことです。
クニトコタチ様の時代からアマテラス様の時代は、時期的にかなり間があいていて、アマテラスさまが、アマカミであった時代から見れば、クニトコタチ様の時代は、神世の時代であったでしょう。
最初はトノヲシテという、一つの神宝でよかったのが、ツルギが加えられ、そして三種の神宝で治めなければならない時代となりました。
立て替え立て直しにおいて神様は、日本人としてはじめに戻れとおおせです。それはなにも文明を無にしなさいということではなく、昔のように家庭においても、国においても、順列を守るはじめに戻せと言うことだと思います
順列が狂い始めたのは、戦後生まれの私どもの世代からだと思います。家族の立ち位置が変われば家族も狂うのです。
私が小さい頃は親戚が行き来し、嫁いできた血の繋がらない叔母とも叔父ともみんなが仲良くしていました。
それが当たり前と思っていましたが、核家族世代になり、結婚もその家に嫁ぐというより、二人で暮らすという傾向が増え、それはある意味楽ですが、結果離婚が増えてきました。
立て替え直しはいつ一番山場を迎えるのかわかりませんが、その後にできる社会は、きっとあるところは日本人のはじめに戻り、必要な文明を残され、魂の位の上がった弥勒の世となるのです。
一昨日、また宮城で地震が起きました。
神様が、今年は地震と雷が多いと仰せになられておられましたが、ほんとに多くて怖いですが、これでもまだガス抜きの状態です。
前回の宮城の地震は6強でも人的被害はほとんどでませんでした。
守られていることに、感謝しましょう。
人々が何も気づかなければ、大きな災害を起こし、現状を知らしめるしかないのです。