人間は悩み苦しむもの。
苦労、試練をこえ、人間は大きくなれるなれど、それに耐えきれず、みずから魂を汚しゆく。
ゆえに人間の、魂の位は死を迎えるその時まで、上がったり、下がったり。
なれど、一つ試練を乗り越えるたびに、魂は段々と強く輝き始めん。
なれど乗り越えられぬ者は、ただ落ちゆくのみ。
この世は、全てが修行なれば、対人関係も、仕事にても、結婚も、それぞれに課題を与えられん。
なれどその苦しきと思える中にこそ、幸福や喜びや感動がありて何ものにも変えがたきものとなりにけり。
人は様々なバイオリズムに影響を受けて生きています。
大きく捉えると20年ごとにめぐるものから、10年ごと、6年、1年、各月、日運と異なるエネルギーからの影響によって今の状況が決まっています。
苦労の時期と幸運の時期は、陰陽でバランスが取られていますので、半々になるようになっています。
しかし、自分は少しも幸せはなく、苦労ばかりと嘆く人が多いです。
上昇気流に乗れないのは、試練の時期の生き方が間違っていたり、そこで負の財産を作ってしまうからです。
負の財産を作り、魂を曇らせ神様から嫌われる行為をすれば、魂の位は一気に下がってしまいます。
しかし、下がることが悪いということでもありません。
自分で気がつき、また努力することで更なる高みにたどり着くことができるからです。
人間はそうやって最期の時まで、上がったり、下がったりを繰り返しながら、徐々に魂を磨いていくことが大切です。
そして、魔につけこまれないような魂となって肉体をお返しすることが、人間の生きる意味なのです。