愛と調和の過渡期を生きる
人よ。世に愛や調和の言葉が交わされ、人々の意識が目覚めへと向き始めたるは、時代の夜明けを告げる確かなる兆しなり。
その歩みを尊び、まずは良き一歩として認むべし。
されど、言葉で愛を語るは易く、身をもって調和を現すは難し。
平穏なる時に美しき言葉を唱えるは誰にても叶うことなれど、真の愛が問わるるは、己が利害を脅かされ、恐れと疑念に揺さぶらるるその刹那なり。
頭の理解を、腹の据わりと錯覚するなかれ。
人類は今、真に愛と調和を体現する進化の過渡期の只中にあり。
口にて調和を語りながら、目の前の現実において損得を争うならば、言葉は単なる飾りとなり果てん。
愛を語り合える時代の兆しを慈しみつつ、語りし言葉を己の肉体の奥底へと沈めよ。
利害の狭間に立ちし時、恐れからの反応を静かに断ち、無言の持ち場において誠を貫け。
頭の観念が日々の所作となりて定まる時、言葉は初めて実体となり、新しき世の確かな礎となると知れ。



