人が果たす立て替え立て直し
世の争いを憂い、神がいつ良き世をもたらすかと天を仰ぎ、待つ者あり。
されど過つなかれ。
立て替え立て直しとは、神が成すにあらず。人が果たすものなり。
神が人に肉体を与え、手足を与え、言葉を授けたるは、救いを待つ幼子となすためならず。
神意をこの地に現し、調和の世を自らの手で形づくる役目を果たさんがためなり。
人が動かず、人が変わらずして、いかにして新しき世が現れ出づることがあろうか。
世の混乱を嘆き、外からの救いを待つをやめよ。
新しき世とは、どこからか与えられるものにあらず。
己が足で大地に立ち、持ち場で誠を尽くし、交わる人との間に調和を現すこと。
その足元の実践の積み重ねこそが、立て替え立て直しそのものなり。
待つな。人が果たせよ。
天地の分け命たる己の力を思い出し、今日この日より、足元において神意を形となしゆけ。
人がその手で具現化する歩みの中にこそ、真の新しき世は現れ出づると知れ。



