神国の礎
人よ。来るべき新しき世を、誰かが創るのを待っていてはならぬ。
天より、完成されし国が、与えられると思うなかれ。
そは、古き時代の、か弱き魂の在り様なり。
新しき世、すなわち神国とは、天より降ってくるにあらず。
一人ひとりの、目覚めし魂が、この地に打ち込む、光の御柱の集合体、そのものなり。
己が魂を浄め、天命に目覚め、童心の喜びをもって、ただ、目の前の務めを果たす。
その、名もなき、ささやかなる営みこそが、神国を築き上げる、何よりも尊き、一つひとつの礎と知れ。
その礎は、互いを求めぬ。己が光を、ただ、静かに放つのみ。
されど、その光と光は、必ずや引き寄せ合い、繋がり、支え合い、気づけば、何ものにも揺らがぬ、神の国を、この地に築き上げん。
偉大なることを、成すにあらず。
ただ、己が、己の場所で、一つの、確かなる、光の礎となれ。
そが、この時代に生まれし人の、まことの役目にして、至上の喜びなり。



