家庭での言霊
今、人は言葉の使い方を改めねばならぬ。
汚き言葉、穢れし言葉は人の魂を傷つけ、己の魂もまた傷つけると思い知るべし。
言葉の神を敬い、言葉を決して穢すべからず。
今言葉の神の怒りは凄まじき。言葉は人にのみ与えられたる特別なる恵みゆえなり。
言葉・文字無くば意思の疎通図れず。文明も発達せず。
言葉の力は偉大なり。
言葉一つにて人は幸福にも不幸にもならん。
温かき優しき言霊にて人は救わるる。
かつては夫婦の間にても、親子の間にても丁寧な良き言霊使われたり。
そこには尊敬と信頼の心篭められん。
この世に多くの人が溢るる中にて縁ある人は一握り。その中にて夫婦・親子・家族となるは奇蹟なり。
夫婦は天と地の役割をそれぞれ与えられしもの。互いに敬い、補い合う必要ありなん。信頼・絆を強くするは言葉なり。
夫婦なればこそ、丁寧な言霊が必要ならん。
親は子にとって生を与えられし絶対的なものなり。一番近しき先祖なり。神なり。
悪しき言霊にて親と接すれば尊敬の念は育たぬ。
さなれば、子には親への言葉使いをよくよく教育する必要ありなん。
家族間の言霊改めれば、親殺し・子殺しなど起こりはせぬ。
時に意見の相違があることは致し方なし。なれど、怒りを露わにし言霊穢すべからず。
一つの悪しき言霊にて負の感情は瞬く間に増幅するものなり。
あくまで冷静に清らかな言霊にて意見を擦り合わせるべし。
家庭内の言霊正し、清らにて絆を強く結べば、その和は大きく広がり、他者も包む真の利他愛へ養われん。
さなる和を広げることこそ、立て替え立て直しの今必要な事なり。
2010.5.3
神代の文字
人は言葉・文字を使うことを許された唯一の生物なり。
言葉・文字は本来人を清め向上せしめるためのもの。
なれどその有難き言霊を人は今、自ら穢しめる。
かつて大和の国には、国字あり。
神の意図篭められたる神代の文字なり。
神代の文字を紐解けば、世界は元一つなること、神の国日の元の存在の意味を悟り、人のあるべき姿を取り戻すことができようぞ。
神代の日の元の国字、今こそ復活せしめるべけれ。
2010.5.8