魂の岩戸開き
人よ。魂の内、その最も深き場所に、岩戸に隠されし神の如く、鎮まりし天命を目覚めさせよ。
人は長きにわたり、我欲と恐れ、積み重ねし業の分厚き岩戸にてその光を閉ざし、魂の神鏡を曇らせて、本来の輝きを映せぬまま、暗闇をさまよいおる。
天命に目覚めるとは、その岩戸を、己が手で開くこと。
特別な使命を背負う必要も、偉業を成す必要もなし。
ただ、己の内なる神を、解放せよ。
魂を曇らせる、我欲、恐れ、偽りの正しさといった、重き岩を、一つひとつ取り除けよ。
さすれば、天命は、探すまでもなく、内から光となって溢れ出す。
歌う者は、ただ歌うことで、世を照らす。
米を作る者は、ただ米を作ることで、世を養う。
笑う者は、ただ笑うことで、世を和ます。
己の本来の姿で、ただ、在ること。 そのものが、人に与えられし、最も尊き天命なり。
岩戸を開き、本来の己を目覚めさせよ。さすれば、汝の存在そのものが、世を照らす光とならん。


