澄み切った魂が争いを消し去る
人よ。世界平和を外に求め、力をもて争いを鎮めんとするなかれ。
争いを捨てる道とは、外なる敵を打ち負かすにあらず、己の胸の内にある奪い合いと恐れの土俵より静かに降りることにあり。
同じ街に暮らし、同じ営みを重ねながらも、世の恐れの波長に己の心を明け渡すなかれ。
他者を裁く念を慎み、不平不満を漏らさず、ただ己の持ち場において粛々と今この瞬間に誠を注げ。
受けし不都合や理不尽に対し、怒りと報復をもて撃ち返すならば、己もまた争いの因果を回す一員となり果つるなり。
逃げず、嘆かず、我が身において負の連鎖を受け止め、報復の念をその場に焼き切って清流へと変えよ。
争いを捨てる者とは、無力に屈する者に非ず。
因果を断ち切るは、弱き者には果たせぬ真の強さなり。
外の世がどれほど騒ぎ立てようとも、己の波長を乱すなかれ。
一人ひとりが足元にある争いの種を捨て、身の強張りを解き、澄み切った平穏を生きるとき、争いは自ずと消え去らん。
そを果たす道は外の策にあらず。ただひたすらに己を磨き、美しき魂へと浄化を果たしゆくのみなり。
平和とは外に創り出すものにあらず。今ここに立つ己の内なる平穏こそが、新しき世を拓く臨界の力であると知れ。



