世の転換と寿ぎ
人よ。世の揺らぎや膿だしを恐れ嘆くなかれ。
立て替え立て直しとは、人を懲らしむる罰にあらず。
長きにわたり積もりし澱を押し出し、本来の清浄なる姿へと立ち返るための大いなる治癒なり。
膿が出るは、命が健やかさを取り戻さんとする確かな証なり。
崩れ去るものは、保身、作為、偽りの殻のみにして、天地の理に沿う真実の誠は何ものにも損なわれず。
失われゆく幻に囚われるをやめ、残る本質に目を留めよ。
外の混乱に怯えて被害者となるなかれ。
人はこの大いなる進化の時に立ち会い、新しき調和の世を足元より築く担い手なり。
日々の持ち場を清め、身を調律し、いま己がいるその場より新しき世界を生き始めよ。
古き殻を破る痛みの最中にあっても、その奥底に脈打つ新しき命の息吹を観じ、天地の歩みを寿ぎて生きよ。
恐れを手放し、歓喜をもて目の前の務めに徹する者にこそ、新しき世を切り拓く真の力が宿るものなり。



