裁きの群れからの離脱と、己の命の全う
人よ。世に満ちる深き迷いと罠を知れ。
皆が己の人生を生きるを忘れ、正義を盾にして他者を責め立て、足を引っ張り合う群れとなっておる。
すべてを見通せぬ人が人を裁けば、必ず過つものなり。
己が満たされぬゆえに他者を引きずり下ろさんとするは、世を正す働きにあらず。
己の現実から目を背けんとする、我の逃避に過ぎず。
新しき世へ向かう者よ。決してその裁きの輪に加わるなかれ。
また、群れの目を覚まさせようと説き伏せることすら手放せ。
他者を裁く刃に己の正しさで立ち向かえば、己もまた同じ泥の世へ堕ちゆかん。
不毛なる争いから完全に離脱せよ。
他者がいかに裁き合おうとも、己の歩みには一切関わりのなき幻なり。
群れの騒ぎを完全に置き去りにし、ただひたすらに己の持ち場にて歓喜の命を生き切れ。
一切の干渉を断ち、己の道のみに没入する在り方こそが、古き世に対する最も美しき決別なり。



