時は一点なり 中今に定まれ
人よ。 時を、過去より未来へと流るるものと思うなかれ。
過ぎ去りし日への執着、未だ来ぬ日への不安。 それらはいずれも、実体のなき幻なり。
知れ。 真実とは、ただ今、この一点にのみ在るなり。
過去も未来も、今この瞬間に畳み込まれしものなり。
中今という一点こそが、宇宙の全容であり、神の座なり。
立て直しが進み、世の波動が精妙になるほどに、時の境界は消えゆかん。
過去の因縁に縛られる必要なし。
未来の動乱を案ずる必要もなし。
今、この瞬間の己が氣、己が肚の感覚のみを重んぜよ。
中今に意識を定め、ただ生きよ。
今、この瞬間の充足を知る時、時間の制約は消え去らん。
焦燥は消え、無限の静寂が己を包むものなり。
今を生きること、それ即ち神と共に在ることなり。
刹那の重みを知り、中今に定まれ。
さすれば、道は自ずと足元に拓かれん。



