火水の調和と神性
この世の命を育み、新しき世を創り出す根源の力は、火と水の調和にこそありなん。
火とは、太陽のごとく照らし、前に進み、正しさを貫かんとする強い意志の力。
水とは、大海のごとくすべてを包み込み、違いを許し、潤す深い愛の力なり。
見渡してみよ。今の世は、火の働きが強く、 己の正しさを武器に他者を裁き、競争に勝つことばかりを追い求め世は砂漠のごとく乾ききりたり。
火と水が同時に存在してこそ、神性は働くことを人は悟らねばならぬ。
外なる世を平和にせんとするならば、まず己自身の内に向かい、この火と水の結びを成せ。
火と水が解け合い、ひとつになるところ、そこに初めて天と地を繋ぐ真の創造の力、すなわちカミの働きが生ずるものなり。
相反する気、相反する考え、陰陽の二つが反発を越えて調和し、結ばれたところにおいてのみ、そこに神は宿り、命は輝かん。
対立と分断にまみれ、調和を失いしものの中に、神は決して存在せぬ。
これからの新しき世は、人の生き方も、社会の仕組みも、文明の技術も、万事においてこの調和を果たし、すべてに神が宿る在り方を目指さねばならぬ。
己の内に燃え盛る正義や怒りの火を、深い愛の水にて静かに包み込め。
強さと優しさが美しく調和し、神を宿した命こそが、乾ききったこの星を潤し、争いなき新しき世を築く礎となるものなり。




