足るを知る
宇宙の万物、事象全ては循環す。
全てはめぐりめぐりて1から始まり0にて終わらん。
全ては神の定めし流れのままに流れて元へと戻らん。
人間の体も循環なり。
正しき循環ありて良き波動に満たされれば、心も体も健康となりて福もたらされん。
人には執着心あり、我欲あり、そは循環乱す元ならん。
無駄なるもの省くことが循環正すことになりぬる。
人間にとって最も無駄なるは物に対する執着なり。人に対する執着なり。
望む物品手に入れしも、またさらなる物品次から次へと欲し、満足することなし。
物品にて人の真の満足得られず。真の幸福得られず。
心の持ち方一つにて良き循環保たれるなり。
見栄、体裁、世間体、執着心全てをかなぐり捨てし時、魂の穢れも浄化されん。
物にも命あり、役割あり。
物は使われ、大切にされてこそ命生かされ、役割果たせるなり。
なれどいかなる物も寿命あり。
使うこともなく、古くなり命終えし物をただ欲望にて増やすは執着心増すばかり。
物品に溢れかえる家は気を乱す元となり、空気循環せず滞りゆく。
不要なる物捨て去れよ。
使用せぬ物、命を終えし物品溢るるは循環乱すのみ。
金銭も同様なり。
物品、金銭は大切なり。
人間が生活するに物品、金銭なくして生活ならず。
なれど溜め込むは執着心の表われなり。
古きを出し、新しきを入れねば循環は滞りゆく。
足るを知ることが大切ならん。
入った金銭の一部は社会へ返せよ。施せよ。
物品は大切に使うが肝心なれど、老化し命無くさば感謝を込めて手放すがよし。
いたずらに物品求め、金銭求め、物品にて家溢れかえるは運をも滞らせる。
己の欲のみにて金銭貯め込みても真の富み得られず。
ただにむなしき心呼ぶ元なり。
心を清らに執着心無くすは心の持ち方なり。
足るを知りて無駄なる物品、心の重荷捨て去りなば、すっきりと清らなる気流れ、循環す。
2007.10.30
真価問わるる時
変革の時訪れ、現象すでに表われ始めん。
予期せぬ出来事、寝耳に水の出来事、多く表われるなれば、皆々世界の情勢にも、日本の情勢にも目を開きてよくよく見るべし。
予期せぬひょう降り落ちて一瞬にして人も車も埋められん。
決して他国の事と思うなかれ。
他国にある事は日本にもあり得ることを忘るるなかれ。
急激な気候の変化は身体に影響大きければ、体病む者も増ゆるゆえ、充分注意すべし。
急激なる政治の変化もまたありなん。
人の心も同様ならば、よくよく自重し己を抑えるべし。
人のふり見てわがふり直せの言葉通り、人の中の悪を覗かば、己の中にも同じ悪はなきかと自問自答し、内省し、慎重の上にも慎重に生きるがよけれ。
一寸先は闇のごとき時なり。
油断するなかれ。
油断は事故を呼びゆくなれば、火にも気を付けよ。
飲酒運転の事故も油断からなる。酒飲みて捕まるはよほど運悪しなる考え支配する者、その心が人命奪うなり。
人の油断と慢心に神は警鐘を鳴らされ、時に厳しき神罰与えんとす。
今この時邪心起こすなかれ。
悪しき心起こすなかれ。
神は立て替え立て直しのこの時、今一度人の油断、慢心、おごり、弱さを人が認識し、反省するを望まれ警鐘を鳴らし続けらるる。
人の油断、おごりにていかなる事象起こりゆくか、再び人に知らしめる。
人の真価問わるる時なれば、人は心して己を律して歩むべし。
2007.11.5