愛を広げ浄化に努める
今人々がなにより為さねばならぬ修業は利他愛を養うことなり。
人は利他愛を持つ修業の場として家族を与えられん。
親から子への愛、子が親兄弟を思う愛は人に自然に備わるものなり。
なれど、その愛さらに広げ利他愛へと昇華するが人の一つの課題にて役割ならん。
人は己が一番かわいいもの。そは恥じることなし。そが人間なり。
なれど、自己愛、家族愛を広げ利他愛を養う事こそ、魂の浄化に繋がるものなり。
真の利他愛は見返りを求めぬ。これだけ尽くした、これだけ奉仕したなどと思う気持ちあらば、そは利他愛にあらず。
何も求めず、押しつけず、ただただ人に尽くせよ。人のために祈れよ。
己が窮地にある時も、人に責任転嫁するなかれ。
さなる時こそ感謝の心を持つがよからん。さなる時こそ一層人に尽くせよ。
神は人に乗り越えられぬ試練は与えぬ。己を貶めるは己自身なり。
己の人生に起こること、苦にも楽にも感謝せば、いかなる困難ありとて、救いの手差し伸べらるるものなり。