異常気象
地球も、そこにて生きる生命にも、今危機迫らんとす。
地球も生き物なり。
毒が溜まれば浄化が起こらんとす。
続く異常気象は、人間が溜めたる毒が大きなる因なり。
今を生きるものは、人類史上かつてない気候変動を経験することになりにけり。
さなる時代に誕生するも偶然にあらず。
何故今のこの時に、生を受けたるやを考えねばならぬ時なり。
異常な暑い夏が続いています。
ハワイ諸島のマウイ島では、信じられないような森林火災が起きました。
火元はまだはっきりとしていないようですが、異常な乾燥状態にあった所、ハリケーンの強風によって激しく燃え広がってしまったようです。
映像を見ると、まるで戦禍の中、爆弾でも落ちたかのようで、家も、車も、焼けていて、その火の勢いは凄まじく
信じられない状態です。
死亡した方々も日々増えていきますし、行方不明者も、大勢いらっしゃるようです。
色んな要素が重なり、こんな事が起こると考えますと、とても怖くなります。
これ以上、被害が増えませんように祈るばかりです。
異常気象はここ数年目に見えて悪化しているように思います。
昨年はとても暑い夏でしたが、今年は更に昨年を上回る暑さです。
今まで雨の降らなかった北極圏では、雨の影響で永久凍土が融解する事態が起きているそうです。
北極圏の温暖化は、他よりおよそ3倍の速さで進んでいるとも言われています。
本当にこれから先、地球は大丈夫なのかと、心配になってしまいます。
10年後、20年後、30年後、自分の子や、孫や、そして、未来に生きるすべての人々が安心して住める地球でありますように。
その願いは皆同じだと思います。
ある科学者が、今人類は崖っぷちにいて、人間だけでなく他の地球に生きる、生命を巻き込んで、生き残るか、滅亡かの瀬戸際であるとおっしゃっていました。
なかなか難しい事ではありますが、かつてない、気候変動の中、それも長い間の、人類の過ちの結果が示されている、追い詰められた今という時代に生を受けた私達だけが、出来ることが何かあるのではないかと思うのです。