家族の気綱
今の世の子ら、表面幸せに見ゆるなれど、さにあらず。
見かけのみの幸せなる。
溢るるほどの食べ物、菓子、料理に手をかけぬ親増えゆくは、毒素多き食物口にする事となり、毒溜まり、体力なき。
年寄りと暮らさぬ嫁増え、昔ながらの常識教える者もなき。
親にても常識無き親、増ゆるがゆえ、教育もできぬ。
便利な物溢れ、ゲームに携帯電話、インターネット。匿名性強きインターネットは人格歪ませる。
今の世文明が先になり、精神が追いつかず、危険性多かりき。
何事も意のままに手に入る世。
子供たちには本当の意味の思いやり、助け合いの心養われぬままなり。
加えて受験戦争にて順番つけられ苦悩するは哀れなり。
人よ。よくよく考えよ。
今のこの時、日本に食料危機来たれば、何とするか。
さなる時に皆々助けあいて、共に歩まんとするか、否か。
近い将来、水不足、食糧危機は必ずや起こるものなり。
その時、皆いかに動くや。
我慢できぬ大人、我慢できぬ子らを増やし、そのとき、略奪、泥棒溢れ社会混乱す。
戦後の教育のつけなり。
少年犯罪増ゆるも親と社会の責任なり。
犯罪起きるまでに一人の人間形成するには多くの人がかかわりし。
犯罪犯す少年の成長の過程に自分自身関わっていたかもしれぬ。
犯罪に逃げるは心弱きゆえなるが、犯罪に追い込むもまた人間であること忘るるなかれ。
一番問題なるは親子関係なる。
ご先祖、親は子の大本なり。
されど、平気で口答え、暴言吐きて、あげくは暴力ふるう子すらあり。
親子の関係にて一番の間違いは言霊なり。
親は威厳を持ち子に接し、子が危うき時力を貸し、本当の意味で愛でることなり。
友達のような関係、兄弟のような関係を望む親多くあるなれど、そは間違いなり。
本当の意味で子を愛でるは、親と子、はっきりとした区別を作り、愛でることなり。
子が親を尊敬し、本当に頼るならば、悲惨な事件なぞ起こるまいぞ。
人間同士には上下関係はなし。
上下あるにはあるなれど、地位のことにはなき。順番なり。
順番にても優劣なし。
この順番を人間間違えしことが、家族の気綱弱まる原因なる。
家族の気綱を取り戻せよ。
本来の順番守りて、心寄せ合わねば利他愛は目覚めぬものなり。
家族の気綱をまずは取り戻し、立て替え立て直しに耐えうる心を持つ家庭を築くべし。
2007.5.26
内なる心
人よ。空を見よ。
空に浮かぶ雲にても神の意図宿る。
太陽はますます輝き浄化強まりなん。
いつ何時何が起きてもおかしからずや。
さなる時、神と縁を結びて己を浄化せよ。
まずは己の心を見つめ、問い直せよ。
己の心清きか否か。己の魂清きか否か。
自分で自分のことは気づき難きなれど、自分のこれまでの行い、心の動きを知るは自分だけなり。
たとえ親にても知り得ぬ。たとえ夫婦であっても知り得ぬ。
ある意味、人間は孤独なり。自分以外、人間社会において己の全てを誰一人知り得ぬ。
それゆえ人は魂を清く保たねばならぬものなり。
他者にうつりし己の姿はごくごく一部の表面なり。
されど、神はいかなる時も見ておられる。
ゆえに、社会でどんなに認めらるる人間であっても、魂の曇りがあれば、神は見逃さぬ。
己の人生の心の動き知るは本人と神のみなり。
それゆえ、自分を見つめ直し魂磨くべし。
人間は一人では生きられぬ。
助け助けあいて共に成長しあい生きるなり。
親、兄弟、夫、妻、子供、友人、全てが成長の助けとならん。
されど、己の真実知るは己自身。
いかに社会に認められいかに見かけが善意なるとも、内なる心汚れぬれば、人間をごまかせても神はごまかせず。
神の前には何も隠せず。
ならば神にゆだねて、神の心にそう心、魂持つことが成すべきことなり。
今この時、何が起こってもおかしくなし。
さなる時、成すべき事は真に神にゆだね、真心を持ち、祈り、感謝を捧ぐることなり。
ただただ、人と地球の浄化を祈らん。
2007.5.28