真に大切なるもの、真の宝

世は乱れ、人の価値観は覆る。立て替え立て直しの激しき流れの中、人はしばしば、儚きものを追い、真に大切なるものを見失う。富か、名声か、束の間の快楽か。否。今こそ、揺らぐことなき真実の価値、真の宝とは何かを、深く心に問うべき時なり。

この世の富、地位、物品は移ろいゆく幻影なり。「幻の経済」に心奪われ、過剰なる便利さに魂を鈍らせることなかれ。肉体は「借り物」にして、いずれ土に還る。人にとって最後に残る唯一の宝、そは美しく磨き上げられし「魂」のみ。魂の浄化、魂磨きこそ、人生における至上の務めと知るべし。

真に大切なるは、見えざる「繋がり」なり。己が神の分け御霊なるを悟り、内なる神、大元の宇宙との絆を深めよ。己を生みし先祖に感謝し、敬う心を忘るるな。自然を敬い、万物との調和を取り戻せ。そして何より、他者を己の分身として慈しむ「愛」なり。優しさ、許し、助け合いの心こそ、魂を養い、世を繋ぐ力なり。

神仕組み、宇宙の法則に沿いて生きること、そは揺るがぬ指針なり。生かさるる奇跡に日々「感謝」し、「足るを知り」て我欲を抑えよ。「誠実」に「正道」を歩み、与えられし「役割」を全うせよ。時に訪れし「試練」や「膿だし」をも、魂を磨く「修行」と受け止め、恐れず向き合えば道は開かれん。清き「波動」を放ち、自ら世の「光」となること、それもまた真に大切なる営みなり。

人よ、目を覚ませ。儚きものを追うを止め、永遠なる価値に心を向けよ。真に大切なるは、磨かれたる魂、神との繋がり、万物への愛、そして神意に適う生き方なり。魂を第一とし、感謝と愛に生きる時、己は真の豊かさを見出し、この立て替え立て直しを乗り越え、新しき世への道を歩む者とならん。