自ら生み出す不幸
人は己は不幸なりと嘆くなれど、そもそも不幸は己自身が生み出すものと悟れよ。
修行のための苦労は不幸にあらず。己を高めるありがたきものなり。
人にはそれぞれに宿命ありなん。その中にて己を磨きて運は自ら開くものなり。
生あらば必ず死あり。そは人のみならず全ての生命体、地球、文化とて同様なり。
今立て替え立て直しのこの時、これまでの物質文明は死を迎えんとす。
これまで人が自ら生み出したる不幸全てを一掃し、新しき時を迎えるみそぎの時ならん。
2012.9.30
日本人の記憶
日本の民は神と共に歩んだ太古の日々を忘れ去ったに見ゆるもその記憶は時を越え、子々孫々に脈々と受け継がるるものなり。
日本の民は山や海自然界を神仏とし崇め、太陽も月もこの宇宙全ては神の手にて創り出されたることを魂で悟りたる民族ならん。
日本人の潜在意識の奥には必ず信仰心と神への畏怖がありなん。
立てわけの今この時、魂の奥に眠れる神性を呼び覚ますべけれ。
2012.10.1
夫婦の縁
人の縁は偶然にあらず。
全ては必然。特に夫婦となる縁は特別の縁。
この世界に多勢いる人間の中にて結婚の縁として出会うは奇跡なり。
人として誕生するも奇跡なれば、夫婦となるはさらに格別なる縁なり。
結婚とは修行なり。その修行に一番相応しき相手こそが良き夫、妻ならん。
長き時において互いの存在にてその魂磨くが夫婦なり。
天が与えし陰と陽なれば出会いを過つなかれ。
夫婦は互いの姿を写し出す鏡なれば、魂磨きて共に向上せんと努力しあう相手こそ真のご縁なり。
2012.10.2