真実の姿
この世に生を受けた限り、悩みが尽きる事は無し。
なれど、大震災や思わぬ大きな事故起きたる時、人は己の悩みは忘れ去り、この世に生かされたることに感謝湧き起こらん。
その事象大きかるれば大きい程に他者の苦しみも己の苦しみとして受け止め、できうる限りの奉仕をせんと願うなり。
それが人間の真実の姿ならん。
平和にて豊かなる中にありては、気づけぬ大切なる心がそこにありなん。
なれど時が経ち平時に戻れば、また我が己の悩みに動かされ惑い、人への優しさを忘れゆかん。
大きなる災害から学びし人の真実の姿忘るるなかれよ。
人が真実の姿より遠く離るるほどに、危機は迫り来ると肝に銘ずるべけれ。
2012.8.17
群れをなす生きもの
文明が、発達すればするほどに、便利になればなるほどに人と人との間は希薄となりにけり。
なれど人は群れをなして生きねばならぬ。
集団を作りてのみ学びを得、向上する動物ならん。
物に満たされ、便利さの中にあらば、人は一人で生きらるると過つ者多かりなん。
なれど、己の生活にいかに他者の助けあるや、思いを馳せてみるがよからん。
身の回りにある物の一つ一つが、思いも寄らぬ大勢の人々の手助けにてそこに存在す。
そを当たり前と思うなかれ。
なれば、感謝を忘れず、己も人のために尽くして恩をお返しするがよし。
2012.8.18



