曖昧な善悪
人の善悪の基準は曖昧にて、感じ方次第の身勝手なものなり。
己の善悪は人の善悪と同じにあらず。
なれば、人が人を裁くは争いの元とならん。
人はとかく己の悪に寛容なり。
人の悪に目を向ける前に、己の悪に目を向けるべし。
さにて寛容・謙虚なれば、つまらぬ争い避けられん。
2011.8.10
平和を望むなら
戦争は人が人を殺す恐ろしき行為なり。
その恐ろしさは体験者のみ知るものならん。
神から授けられし大切なる命を戦争の名の下に人は殺人を繰り返さん。
戦争は人を殺し、天地にも毒をまき散らす、人類の犯したる大罪なり。今立て替え立て直しのこの時、その罪を償わねばならぬ。
我に関係あらずと思うべからず。
戦争は一人一人の魂の穢れ、我欲の渦が増長した結果なれば、人事にあらず。
これより先、この世混乱するほどに、我欲表面化し新たな戦争生むやもしれぬ。
なれば、いかなる時も魂清く保ち、混乱の時こそ手を繋げよ。
苦しみ分かちあいて共に助け合うがよし。
人と人とが争いて傷つけ合うを恥じるべけれ。
そは日常の生活も同様なり。
戦争を知る者はその恐ろしさむごさを語り継がねばならぬ。
さにて、戦争の因は一人一人が生みたる邪気にありと悟れよ。
平和を望むなれば己の魂を磨きて人と争う心を捨て去るべし。
2011.8.15