魂の位をあげるには
人間の悩みの本質は何なるや
それはカルマや代々続く個々の家の因縁、業、前世からのカルマ、そは人間がこの世に誕生するとき、宿命の如く仕組まれん。
家族は同じカルマを持つものが集まれば、それゆえ同じ過ち同じ葛藤、同じ苦しみおこりゆく。
家族の一人が起こす場合もあらば、違った形で皆がおこす場合もあり。
代々続く家系の因縁、業は、解消されねば何代も続くなり。
御先祖の犯した罪を背負ったものは、そを消化せねば、己の子や孫が背をわんとす。
己自身が、悪事を働かばそのつけは必ず何代か後の身内が背負うこととなりにけり。
己の罪は、己の家系の罪となると心得、生きねばならぬ。
魂の位をあげんとせば、己の業、因縁、カルマを知り、解消すべく努力するが望まるるなり。
運命鑑定「天からのいろは」で、たくさんの方の業とカルマを鑑定してきましたが、時折、宿命の中に業やカルマが見られない、あるいはとても少ない方がいらっしゃいます。
これは、家系のご先祖様がよく浄化に努め生きていたことを示しており、とてもありがたいことです。
業にはいろいろなパターンがあり、実生活においては不幸現象と思えるできごとによって解消する場合があります。
例えば、離婚を繰り返すことによって解消されたり、あるいは、ケガや手術を繰り返して消化する場合もあります。
業の解消には基本的に厄落としのように何か浄化現象が起こるもので、長期的に見ればこれは決して悪い事ではありません。
しっかりと浄化に努め生きて自ら魂の位をあげることによって業の作用が抑えられますので、その努力をすることも大切です。
一方でカルマは自分がしっかりと自覚して解消する意識をもって、行動を変えていかなければ浄化が難しいです。
そのために、カルマは家庭内で、複数の内いくつかは、同じカルマが重なっている場合がほとんどです。
家族を見て自分のカルマを知り、浄化に努めるためです。
ある意味では同じカルマを持っていることが家族の絆ともなるわけです。
カルマの中でも厄介なのは愛情に関するカルマを持っていると、自覚して浄化に努めようとしてもコントロールが中々利きません。このカルマの解消にはパートナーの真実の愛が必要なのです。
夫婦で、片方だけがこのカルマを持っていると、相手の愛情を確かめるために困らせたり、傷つけたりして翻弄します。
両方持っている場合は、お互いがお互いを試しあうようになります。
いずれにせよ、それでも尚、試練を乗り越え相手を受け入れ、強い絆を結ぶことができれば、このカルマも解消されます。
そこまで、耐えられなかったカップルはいずれ別離することになります。
このように、愛情のカルマは少し特殊ですが、いずれにしても、自分自身の業、カルマを解消する意識は高く持っておくべきです。
しっかりと意識することによって、守護霊団のような存在が応援についてくださり、業とカルマの解消に導いてくださいます。
それが守護霊となっている皆様のカルマの解消でもあるのです。
私たちが浄化に努め、魂位をあげるほどに、守護霊のカルマも浄化され霊格が高まっていきます。
ですから、自分の魂を磨くことは、自分のためでもありますし、守護霊やご先祖様のためでもあります。
自分の魂浄化を意識して努めていく事が、最高の先祖供養になるということです。
立て替え立て直しが本格化してきていますが、この流れはこれからまだまだ続きます。
自分自身の業とカルマを知り、そして魂浄化に努めてください。
それが、この世の浄化を加速する力ともなります。