縁とは、元一つなり
人よ。 縁を、単なる人と人との繋がりと思うな。 縁とはもっと根源的なるものなり。
本来、人と人との間に境界などなし。 肉体は別々あれど、命の根底はすべて一つに繋がりし。
ゆえに、意識せずとも、互いの間には常に氣が循環するものなり。
されど、今の世の人間は、自分と他人をあまりに強く分けすぎ、我という意識で他者を拒絶し、無関心となり、よき氣の流れを自ら遮断したり。 そは世の淀みとなり、不調和を生み出さん。
立て替え立て直しとは、この分離した意識を本来の姿に戻すことなり。
自分と他人は別のものではないと、思い出すことなり。
他者に向けた思いは、そのまま己に還らん。
他者を傷つけるは、己を傷つけるに同じなり。
他者を助けるは、己を助けるに同じ。 そこに境目はなし。
心の囲いを取り払え。 他者を、自分の一部であると捉え直せ。
滞っていた氣を通わせ、善きものを巡らせよ。
隔たりなく、自他なく、大いなる氣が満ちて巡る。 それこそが、本来あるべき人の世の姿なり。



