過去の業の完全なる許しと、今の解放
人よ。過去を悔やみ、己の過ちを責め続けるなかれ。
長きにわたり、人は「あの時こうしていれば」という幻の過去に執着し、罪悪感という重き鎖で己を縛り続けてきたり。
なれど、過ぎ去りし過去はすでにこの世のどこにも存在せぬ。
存在せぬ幻に命の時間を費やし、己を裁き続けることこそが、今を生きることから逃げようとする我の生み出した恐れなり。
己が犯した過ちも、愚かなる選択も、決して無駄なものにあらず。
そは、己の魂が深い気づきを得るために、自ら選び体験した完璧なる学びの過程であったと悟るものなり。 泥にまみれ、過ちの痛みを知ることでしか、魂は本当の光の尊さを知ることはできぬ。
ゆえに、過去の己を罪深き者として裁き続ける傲慢を、今すぐやめねばならぬ。
真の反省とは、己を責め立て、罪悪感の闇に留まり続けることにあらず。
過去のすべての経験を魂の糧とし、己を完全に許し、今この瞬間に最善を尽くすことなり。
どのような過去があろうとも、それを含めての己であると受け入れ、抱きしめる勇気を持てよ。
過去という幻を断ち切り、ただ、今この瞬間にのみ意識を置き、軽やかに立つがよからん。
己自身を完全に許し切ったその澄み渡る姿こそが、過去の因果を終わらせ、新しき世を創り出す真の光となるものなり。


