命は宇宙の巡りにあり
生きるとは、留まることにあらず。 絶えず外を取り込み、内を出し、循環し続けることなり。
肉体とは、固定された物体にあらず。 流れが一時、形を成したものに過ぎぬ。
息を見よ。 吸うては吐き、吐いては吸う。
天の気を体内に招き、己の気を天に返す。
天との交換なくして、人は一瞬たりとも存在できぬ。
水を見よ。 飲むとは、天地を巡る水を己が身に引き込み、内側を流すことなり。
水が巡らねば、命は枯れ、淀む。
食を見よ。 食らうとは、他者の命を己が一部とすることなり。
大地の力を体内に取り込むことなり。
人よ、悟れよ。
息を吸い、水を飲み、食を食む。 この行いこそが、人と世界を繋ぐ結びなり。
これらを取り込む時、人は世界そのものを体に入れておる。
排出する時、人は世界の一部となって還っておる。
この循環の中に身を置くこと、そが生きることなり。
故に、おろそかにするなかれよ。
浅き息、悪しき水、荒れた食。 巡りを粗末にすれば、体は詰まり、世界との繋がりは断たれん。
深く吸い、清きを飲み、感謝して食す。
外なる世界を、内なる世界へと招き入れよ。 その絶え間なき循環の中にこそ、命はありなん。
世界を取り込み、世界を巡らせよ。 人は、大いなる流れそのものなり。



