神の世を築く、日々の働き
人よ。そなたが「働く」を、生きるための苦役と思ってはおらぬや。
そは、ただ銭を得るためだけの、虚しき行いではなし。
まことの「働く」とは、己が魂の喜び(天命)を、この世に現す御業なり。
そなたが持つ光をもって、世を潤し、人を助け、尊き神事そのもの。
そは、銭を得る働きに限らぬ。
家を守り、子を育むも、尊き働き。
病む者を癒し、老いたる者を支えるも、尊き働き。
人の目に触れずとも、ただ誠の心を込め、傍を楽にする行いの全てが、神の御心に適う、まことの働きなり。
魂の喜びを忘れ、ただ銭のためだけに働く時、その魂は輝きを失い、穢れを生まん。
己が天命に目覚め、心を込めて働く時、その御業は世を照らす光となり、感謝の巡りを、おのずと生み出さんとす。
日々の営み全てを、神への奉仕と心得よ。
そなたが魂を輝かせて働くその姿こそが、神の世をこの地上に現す、尊き礎となるものなり。


