在るだけで、祝福される国
立て替え立て直しにて目指すは神の世。
そは、満ち足りた富と安楽の国にあらず。
まことの神の世とは、民一人ひとりが、 己が魂の天命に目覚め、その喜びに生きる国のことなり。
そこには、人と人とを比べる心なく、 互いの魂の輝きを敬い、喜び合う、まことの和がありなん。
仕事は、生きるための苦役にあらず、 天命を世に現す神への奉仕そのものとなる。
富は、己がものとして誇るにあらず、 感謝の念が巡りゆく、尽きることなき恵みの流れとなりゆかん。
神の世は、誰かが与えるものではなし。
そなたの魂が浄められ、 愛と喜びと感謝に満ちる時、そなたの立つその場所が、神の世として現れん。
そは、全ての命が、ただ在るだけで祝福される世なれば。


