天皇陛下が世界平和のカギとなる
天皇不在では日本は成り立ちえないこと。
かつての人々はそれぞれが神ながらの道を外れることなく、神仕組・宇宙の法則を理解し生き生きと生活していました。
ですが、長い時が流れて少しずつですが異変が生じ始めます。
それは、魂を磨くために与えられているわずかな悪意が増長しはじめたのです。
負の感情の共鳴と増幅は、正の感情と比べると何倍も早いですから、人々はどんどんと我欲が表に出てくるようになってきました。
こうなると、それぞれが神に繋がっている状態ではありませんので、放っておけばいずれ人類滅亡というような事態を招きかねません。
そこで、神は常に神と交信し、人々の道しるべとなる存在をこの世に誕生させました。
これが天皇家の始まりです。
その後、その存在は人々の支えとなり、人の悪意の増長の早さを抑制することはできましたが、悪意そのものを消し去ることはできませんでした。
神意は徐々に人に正しく伝わらなくなり、天皇陛下が天皇陛下としての役割もいつしか果たせなくなってしまい、ついには政治のための道具として利用されるようになってしまいました。
現代では、天皇の存在の意味すら知らない人が増えています。意味が分からないのですから、若者の中には「なんで天皇家なんて必要なの?廃止すれば良いのに。」と仰る方も多くなってきています。
しかし、天皇家は日本建国以来、一貫して神から守られ途絶えることなく続いています。
それは天皇陛下がこの立て替え立て直しにおいて重要なカギとなるからです。
立て替え立て直しが成功し、人々がかつての日本人のように真に神と繋がり交信できるようになるには、まだまだ長い時間がかかるはずです。
気づきはじめた人々が、また道を過つことなく歩んでいくためには祭祀王である天皇陛下の力が必要なのです。
これは私の想像ですが、はじめの天皇陛下が誕生したその時既に、一旦暴走をはじめた人の負の感情はそうそう容易く浄化できるものではなく、長い時をかける必要があると神様は判断されており、現代の今この時に立て替え立て直しを成功させるための鍵となることが定められていたのではないでしょうか。
今も天皇陛下は日々国民のために神事を執り行い、祈りを捧げてくださっています。
私たちはその真心に感謝し、自身の浄化に努め、天皇陛下が真の役割を取り戻すその時に備えなければなりません。