混乱に慣れてはいけない
災害は増えるばかりなりて人は映像に慣れ、被災地を思いやる心忘れ、我には関係なしと冷たき感情持つ者すらありなん。
畏怖の念を忘るるは魂穢すことなり。
明日は我が身と心得、人に手を差し伸べるべけれ。
東日本大震災で見せつけられた光景は、衝撃的なものでした。
その映像にある意味慣れてしまい、少々の災害では驚かなくなってしまっている所はないでしょうか。
映像として東日本大震災のような未曾有の光景が画面に映らずとも、人を追い詰める災害はたくさん発生しています。
今後そのような事態に救いの手を差し伸べようとする人が減っていくことが危惧されます。
最近は大雨で家が冠水してしまうようなニュースは当たり前のものになってしまっていますが、それでも十分日常生活を送る事は難しくなってしまうのですから、常に困っている方達への救いの手を差し伸べ続ける事を忘れてはいけません。
自分が災害に遭遇したわけでは無いからと、興味も持たず、救いの手を出す気がない人は、自然に対する畏敬を忘れてしまっており、神から遠く離れてしまっている状態です。
宇宙の法則は全ての人に平等です。
畏敬の念を忘れ人を助けることをしない人は、いずれ自分も助けを得ることができないことになってしまうでしょう。