注連飾り・国旗
元旦迎えるもあと数日なれど、最近は、注連飾り、国旗も飾らぬ家多かりなん。
注連縄は新しき年の神を迎えるに必要なり。
国家国旗は、日本の国民は神に一番近しき子孫なりて神と縁深き民族なるを示すものなり。
そを侮るものは、神を否定し、己を貶めることとなりにけり。
日本の古くからある風習が、段々と人々の心から消えゆくは大和魂が失われ、日本国そのものが危うきなり。
昔は、お正月には注連飾りを飾っていない家はなく、国旗もきちんとでていました。
日本の古くからある風習には意味があるのです。
日の本の国日本、その象徴の国旗をだしている家はほとんど無くなってしまいました。
歴史にこそ残っていませんが、日本は大元のスの神様が、一番最初にお作りになられた国なのです。
クニトコタチ様からアマテラス様へ、そして人間天皇の神武天皇様へ、そして、今の天皇家まで長い長い歴史を持っている国なのです。
どんなに文明が進もうと、日本人の心を失ってはならないのです。
アマテラス様の時代はそこそこ水田耕作も発達していましたが、それと同時に人間の我欲が強まってきた時代です。そこで三種の神器が必要になりました。
ただ法律だけではだめで、時に人を罰し、場合によっては刀も使い刑を与えなければならないようになりました。
アマテラス様はお嘆きになり、クニトコタチ様の時代が羨ましい、ただ、人を思いやり、手を取り合って生きるというような、そのような法律だけで、神と人々が信頼し合い生きていた時代、そのようになりたいものだと切に思われたのです。
今の天皇陛下もそのように思われているのかもしれません。
私たちは今、日本人の心の奥に眠っている神様の存在を思い出さなければならないのです。