火と水の浄化が進む
この世のはじめに神は、まず火にて地を焼き払い、水にて清められん。
現代文明のその前には、万物事象すべての物が火にて浄化せば、全ては灰となり、水を持って流さば、全ては地に帰リたり。
なれど文明の発達すればするほどに地に帰らぬ物質増えゆき、地に帰らぬどころか毒素となりて、この地球を脅かしゆく。
故に火にての浄化は、その燃えたるあとに汚れもまだ増えるなれば、まずは水にて浄化されんとす。
神は人よ気づけと長きにわたり警鐘を鳴らし続けられ、人間の気づきを待たれ続けられたり。
なれど警鐘のときも今や過ぎ去りて、人間の招いたる様々な闇も表面化し、自然、地球の人類への反撃、鉄槌は激しくなるばかり。
いまや人類は存続の瀬戸際なり。さにても神はまだ一縷の望みを持ち続けらるるなり。